研究科概要

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

:博士前期課程授業担当教員 :博士前期課程演習担当教員
:博士後期課程授業担当教員 :博士後期課程演習担当教員

経営学修士(MBA) 教授 石坂 秀幸 Hideyuki ISHIZAKA <詳細>

財務管理特論
企業の財務管理の目的、方法を学ぶ。財務管理の評価を何を基準にしてどのようにして行うかとしては、様々な形があるが、最近では企業をひとつの投資としてとらえ、企業価値を高めることが基準となっている。企業価値をどのようにして計測するか、企業価値の増加をどのようにして認知するかなどが、管理の目的となるため重要なポイントとなる。企業価値の計測方法、企業価値を高める調達方法、及び新規投資の選択方法などを学ぶ。
■研究テーマ:キャッシュフローと企業価値、企業の財務戦略
■研究歴
コロンビア大学経営大学院卒業。主著「キャッシュフロー分析」「中小企業の事業承継と企業価値」。

博士(商学)  准教授 石橋 尚平 Shohei ISHIBASHI  <詳細>

ファイナンス特論
企業は、資本市場から調達した資金を事業に投資する。投資した資金は事業活動を通じてリターンを生み出し、そのリターンを配当や利息として資本市場に還元する。企業は企業価値を最大化させる使命を担うが、それにはさまざまな意思決定が必要になる。こうした意思決定を分析するのがファイナンスの重要な課題である。当講義では、ファイナンス理論に基づいた企業価値に焦点を当て、修士論文で活用することのできる企業価値分析の手法を理論と実践の両面から身につけられることを目標とする。
■研究テーマ:リレーションシップ・バンキング
■研究歴
神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了

商学修士 教授 遠藤 吉樹 Yoshiki ENDO  <詳細>

製品政策特論
企業の生存、維持に不可欠である製品開発、製品管理等の意思決定問題について講義する。
新製品開発における意思決定問題が中心的問題となるが、その際、市場要請の確定と並んで、確定された製品能力属性をどのように実現するかという問題についても論じる。製品ライン管理問題、開発プロセスの企業組織化の問題についても取り扱う予定である。
■研究テーマ:製品管理
■研究歴
同志社大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。製品の市場成果を達成するためには、製品開発、製品市場化、供給適合化施策等に関する意思決定問題をいかに解決するべきかということが、現在の私の中心課題である。

博士(商学)准教授 齋藤 雅子 Masako SAITO  <詳細>

財務会計特論
本講義では国際財務報告基準(IFRS)の概念と重要項目の理解を目標とする。これまでの会計基準は国により異なってきたが、ここ数年でIFRSを採用する国々が着実に増加している。日本やアメリカにおいてもIFRSを上場企業の連結財務諸表に強制適用する方向で検討が進んでおり、IFRSの理解はグローバル企業の財務諸表に及ぼす影響という意味からも欠かせない。
■研究テーマ:企業結合に関連する会計基準と概念の研究
■研究歴
関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了。主要な著書・論文:『企業結合会計の論点?持分プーリング法容認を考える』中央経済社(2008年)、「リポーティング・エンティティの概念形成」『會計』第175巻6号、70-83頁(2009年6月)、「概念フレームワークと会計主体」『大阪産業大学経営論集』第11巻2号、51-60頁(2010年2月)。

博士(商学) 准教授 佐藤 彰彦 Akihiko SATOH  <詳細>

国際経営特論
近年、企業のグローバル化が進展しつつある。企業のグローバル化とは、企業の事業活動が国内だけにとどまらず、地球規模(グローバル)に行われることである。こうしたグローバル化により、企業にとって拠点をどこに構えるか、その場所がどのような属性をもっているのかといった立地論の視点が外せない。本講義では、多国籍企業のグローバル化の論理について国際経営論の考え方をベースに考察するとともに、国際経営論の学問的背景となる欧米を中心とする多国籍企業論や立地論の系譜を解明する。
■研究テーマ:企業のグローバル化と多国籍企業の立地に関する研究 
■研究歴
大阪市立大学大学院経営学研究科グローバルビジネス専攻後期博士課程修了。主要著書:鈴木洋太郎・桜井靖久・佐藤彰彦共著『多国籍企業の立地論』原書房(2005年)。

博士(経営学)准教授 澤登 千恵 Chie SAWANOBORI <詳細>

会計学特論
近年、日本における会計の意義は大きく変わりつつある。本講義は、会計の基礎知識を整理した上で、最近の会計変化を取り上げ、変化の背景と今後の課題を検討することを目的とする。経済の流れや会計を取り巻く利害関係者の意識の変化を考慮しながら,会計の今後の動向も大局的に検討する。
■研究テーマ:財務報告制度の展開とその背景の研究
■研究歴
神戸大学大学院経営学研究科会計システム専攻博士過程後期過程修了。

博士(商学) 准教授 鈴木 雄也 Yuya SUZUKI  <詳細>

消費者行動特論
今日のマーケティング研究において、ブランド論は1つの主流をなしている。プロダクトに代わる戦略変数として、また、企業と消費者の絆として、ブランドはさまざまな視点から論じられており、マーケティング研究と並んで、消費者行動研究がブランド論の発展に大きく寄与している。本講義では、消費者行動やマーケティングの基礎概念を概観し、ブランド論のさまざまな理論枠組みや展開過程について検討したい。
■研究テーマ:OEM戦略におけるブランド管理の研究
■研究歴
関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了。流通経済大学経済学部准教授を経て本学に。

博士(経済学) 教授 孫 銀植 Unsik SON  <詳細>

国際会計特論
経済の国際化は、会計の国際化をもたらす。会計を取り巻く環境が会計制度および会計実務に与える影響や、会計処理の報告と実務における国際化の重要性について説明する。日本の会計制度の現状やイギリスの会計制度の変遷と特徴についても言及する。
■研究テーマ:国際会計
■研究歴
名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。

博士(経済学) 准教授 高橋 美多 Mita TAKAHASHI

グローバルストラテジックマネジメント特論
組織や市場などの重要な概念を理解するとともに、事例分析を交えながら経営戦略の理論を学ぶ。また、事例分析を通じて、ビジネスパーソンが、どのようにしてイノベーションの創出にチャレンジする新しいタイプのリーダーに成長するのかについて考察する。
■研究テーマ:ソフトウェア産業における企業間の国際分業
■研究歴
京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。大阪経済法科大学准教授を経て現職。主要論文:「中国ソフトウェア産業の技術発展」『アジア研究』(アジア政経学会) 第51巻第1号、40-53頁、2009年1月。「中国ソフトウェア産業の発展メカニズム」『アジア経営研究』(アジア経営学会) 第15号、173-180頁、2009年6月。

修士(商学) 准教授 坪田 芳範 Yoshinori TSUBOTA
 <詳細>

経営情報システム特論
経営活動において「情報」がどのように捉えられ、活用されるべきかについて考察する。これまでの経営情報システム概念のレビュー、システム開発や運用などといった技術的な問題にとどまらず、経営戦略や経営管理などの関わりから、情報解釈についての理解も深めていく。講義を通して、技術的要素だけでなく、人や組織といった要素を含めた情報システム観を確立していきたい。
■研究テーマ:経営情報システムの解釈主義的考察
■研究歴
関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学、関西国際大学経営学部助手を経て、本学経営学部専任講師、2008年准教授。

法学修士 教授 中西 基 Motoi NAKANISHI  <詳細>

税法特論
税法はわが国社会の骨格をつくる重要な制度である。税収入を財源にして様々な公共サービスが提供されている。しかし、わが国の税制には様々な問題が内包されており、わが国の経済を再活性化させる税制改革が求められている。本講義では、わが国の税制を多面的に考察する。
■研究テーマ:税制と会計制度
■研究歴
近畿大学大学院法学研究科博士後期課程中退。専門分野は税法と会計制度の関係。主著「租税方と現代会計」(森山書店、2005)

博士(商学) 教授 中村 徹 Toru NAKAMURA  <詳細>

交通特論
世界の経済システムは、自由なリージョナリスムの形成からグローバリズムへと変化しつつある。このようなグローバルな自由経済の発展を支えるのが国境を越えた自由な輸送システムであり、通信システムの形成である。本講義では、そうした世界の動きのなかで交通が果たす役割を考究する。
■研究テーマ:EUにおける共通交通政策の考察
■研究歴
関西学院大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は交通論、交通政策。主著『EU陸上交通政策の制度的展開 −道路と鉄道をめぐって-』(日本経済評論社、2000)

経済学修士 教授 信吉 史明 Fumiaki NOBUYOSHI <詳細>

産業組織特論
産業分析のために最近の「新しい産業組織論」の特徴について講義し、寡占市場における企業行動についてのゲーム理論的なモデルを検討する。特に、政府による価格規制や参入規制、関税や補助金政策、競争政策などの市場への介入政策(構造規制や行動規制)が市場にどのような影響を与えるのかを説明する。
■研究テーマ:寡占市場における競争政策
■研究歴
関西学院大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。本学助教授を経て教授に。現在、研究についてはミクロ経済学を使った産業組織についてのミクロ政策効果の分析に興味を持っている。

経営学修士  教授 浜崎 章洋 Akihiro HAMASAKI

ロジスティクス特論
ロジスティクスとロジスティクス戦略が企業経営に与えるインパクトについて学ぶ。ロジスティクス・コストと経営指標の関連について、ロジスティクス戦略ではサプライチェーン・マネジメント構築の課題や実現可能性について分析する。分析手法には、学問的なアプローチだけでなく、コンサルティング技法も活用する。
■研究テーマ:グローバル・ビジネスにおけるサプライチェーン・マネジメントに関する研究
■研究歴
神戸大学大学院博士前期課程修了。日本物流学会賞受賞、鉄道貨物振興奨励賞特別賞受賞。著書:『Logistics Now 2005』、『ビジネスキャリア検定 ロジスティクス・オペレーション2級』

博士(工学) 教授 原田 良雄 Yoshio HARADA <詳細>

情報管理特論
情報を活用したビジネスモデルの研究を通して、変化に対応してビジネスモデルを再構築し、問題解決を行う能力を育成します。具体的には、Webを介した電子商取引、コンビニに代表される高度情報化バリューチェーンモデル、サプライチェーンの情報化、アパレルの情報化システム等の理論的かつ実践的な研究を行います。
■研究テーマ:e-コマースとビジネスモデルの情報活用手法
■研究歴
京都大学農学部卒業後、(株)東洋情報システム(現TIS)入社、エイ・ティ・アール国際電気通信基礎研究所出向後、大阪産業大学経営学部助教授に就任し、現在教授。主著『相互作用設計支援のためのサービス競合解消手法』(京大出版センター、2004)

博士(社会学) 教授 朴 容寛 Moses Yonggwan PARK <詳細>

経営組織特論
従来の産業社会の常識に従っている非常識をいかに乗り越え、今日の不安定かつ不連続的な環境変化に対応し、生き残り、生き延びるためには、いかなるイノベーション戦略が必要であり、いかなる組織戦略が望ましいであろうか?如何なるリーダーシップ戦略が望ましいであろうか?本講義では、産業社会の「常識の非常識」を暴き、新しいイノベーション戦略、最強の組織づくり、そして最強のリーダーシップ戦略を深く、探る。
■研究テーマ:組織とネットワーク、イノベーション、リーダーシップ
■研究歴
東京大学人文科学系研究科社会情報学専攻博士課程修了後、島根県立大学総合政策学部助教授を経て本学経営学部教授。主著『ネットワーク組織論』(ミネルヴァ書房、2003)

経済学士 教授 東良 徳一 Tokuichi HIGASHIRA <詳細>

国際税務特論
租税条約、過少資本税制、移転価格税制などグローバルビジネスにおいて企業が直面する国際税務問題につき、税務コンサルタントとしての実務経験を交えて学習する。
■研究テーマ:グローバルビジネスと国際税務
■研究歴
2007年まで経営コンサルタント・税務コンサルタントとして実務界で勤務後、2008年から大阪産業大学で国際税務をベースにした経営組織論の研究、2010年はドイツの会計と税務に関する研究、現在は国際税務(所得税)と労務問題を研究

経済学修士 准教授 福森 徹 Toru FUKUMORI <詳細>

流通史特論
現代日本においては、流通機構は非常に高度化・複雑化し、経済社会の中で重要な役割を果たしている。この現状を理解するためには、今日にいたる流通機構の歴史的な変遷を理解することが不可欠である。本講義は日本の流通の歴史を江戸時代における中央市場としての大坂の形成から両大戦期間における都市化に伴う中央卸売市場、小売市場の成立に至るプロセスについて研究する予定である。
■研究テーマ:流通史および経済史
■研究歴
神戸大学大学院経済学研究科博士課程中退。日本の両大戦期間における商業を中心とした第3次産業について、多角的に研究している。

修士(商学) 教授 藤岡 英治 Eiji FUJIOKA

会計監査特論
昨今、企業における粉飾決算、食品に関わる不正(偽装)問題など、企業内部のガバナンス、統制に関わる事件が後を絶たない状況である。これらの事件に対し、ある一定の抑止力をもたらす公認会計士の監査に対する期待は大きいものである。会計監査特論ではその理論的な枠組みを国際比較を交えながら理解し、監査の意義、公認会計士の役割とその限界などを広範に検討することを目的としている。
■研究テーマ:非営利法人に対する公認会計士監査研究
■研究歴
関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得退学、甲子園大学現代経営学部助教授を経て本学に。

博士(マネジメント) 教授 藤岡 芳郎 Yoshiro HUJIOKA


流通特論
過去50年間の流通業の展開を概観して環境の変化が流通に与えた影響について考える。特に、消費者環境の変化、規制緩和などの制度環境の変化が流通システムに与える影響を構成要素と機能の視点で一般化、普遍化することを試みる。
■研究テーマ:企業と顧客の価値共創
■研究歴
2009年広島大学大学院社会科学研究科後期博士課程修了。主要な著書(共著):『サービス・ドミナント・ロジック』(同文舘出版、2010)、『流通論』(同文舘出版、2010)、『顧客起点のマーケティング・システム』(同文舘出版、2010)。

博士(工学) 准教授 渡邉 輝幸 Teruyuki WATANABE <詳細>

情報分析特論
収集された、あるいは蓄えられたデータを有効に活用するためには、続計手法によるデータの整理、分析が重要である。本講義では、ビジネスにおいて利用頻度が高いと思われる手法に的を絞り、Excelとサンプルデータを用いて、分析方法や結果の見方の解説、演習を行う。また、各自でデータ収集、分析・考察を行い、その結果を報告、ディスカッションすることで、統計的な物の見方、考え方を深めていく。
■研究テーマ:ソフトコンピューティングと経営科学
■研究歴
大阪工業大学大学院工学研究科経営工学専攻博士後期課程修了。



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