●流通戦略研究コース
1.流通戦略研究コースの概要
本コースは流通とマーケティングに関する実践的な能力を開発し、即戦力となりうる人材の養成を目標としています。流通とマーケティングの基礎知識の深化とその応用力を多面的に実践展開できる教育と研究に注力していきます。
2.本コースが育成する人材
○流通とマーケティングのスペシャリストの育成/商社、小売流通業、卸売流通業、物流業、広告業、ホテル業、旅行業、メーカーのメネージャーとして活躍することを目指している人々の潜在能力と経験の高度付加価値化のための研究を支援します。
○販売士、物流士、通関士、中小企業診断士などの資格取得希望者を支援します。
インターネット流通、インターネット販売、物流情報の電子化、製品企画、マーケティング戦略、リサイクル流通、スポーツのマーケティング、NPOのマーケティングに興味を持っている人々の教育と研究を支援します。
3.教育方法
流通とマーケティングに関連する科目の未修学の学生には、1年次に学部の授業の受講を義務付けることがあります。学部の基礎教育と並行して大学院1年次の配当科目を受講することは過大負担になるように思えますが、大学院の授業の理解向上にはプラスになると考えております。どの科目を受講すれば、自分の研究能力に役に立つか、指導教授にご相談ください。
2年次は修士論文作成のための研究時間が大幅に増えます。論文のテーマを決め、読むべき文献、収集すべきデータなどについて指導教授からアドバイスを受けてください。
修士論文提出前に、中間発表会(論文の途中経過報告)があります。その後、最終論文発表会が12月に開催されます。2回の発表会の後に、口頭試問による論文審査会で論文の内容が審査され、合格した論文は論文集にまとめられ出版されます。修士課程修了者には、卒業式の当日、修士論文が配布されます。
科目群/科目名 |
科目名と単位数
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必修科目 |
演習1C 演習2C |
ベーシック選択科目群 |
流通スシテム特論A マーケティング特論A |
アドバンス選択科目群 |
交通特論A 製品政策特論A 国際交通特論A ロジスティクス特論A 経営管理特論A 経営学特論A
流通史特論A 情報スシテム特論A 消費者行動特論A Eコマース特論A
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●会計・ファイナンス研究コース
1.会計・ファイナンス研究コースの概要
本コースは情報化時代、資本市場のグローバル化と会計基準の国際化の要請に相応しい人材の育成を目指し、今日の社会から要求される職業会計・財務専門家の輩出を目標とします。研究分野には、財務会計分野、管理会計分野と国際比較研究分野などがあります。本コースでは専門的な知識やスキルはもちろん、直面する課題を解決する問題解決能力の向上を教育の目標とします。
2.本コースが育成する人材 ○会計専門職として、企業、公的機関など会計・財務責任者としての活躍を期待する者
○会計専門職(公認会計士、税理士等)の資格取得希望者
○会計・財務分野の教育機関での関連教育従事の希望者
3.教育方法
1年次には多様化している社会ニーズに対応する会計基礎知識を習得するとともに会計の変化社会経済に関する基礎知識の習得を図る。
2年次には、1年次で学んだ基礎を活かし、自らが設定した課題を指導教授のきめ細かい指導にもとづいて研究し、その結果を中間発表会、最終論文発表会、口頭試問で評価されながら、修士論文を完成させます。
4.修士課程終了時の資格試験の科目免除(税理士試験)
会計関連修士論文が国税当局から認められる場合、税理士試験の会計科目のうち1科目の試験免除が得られます。
5.会計・ファイナンスコースの履修モデル
科目群/科目名 |
科目名と単位数
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必修科目 |
演習TC 演習UC |
ベーシック選択科目群 |
会計特論A 国際会計特論A 管理会計特論A 財務会計特論A |
アドバンス選択科目群 |
税務会計特論A 財務管理特論A 税法特論A 商法特論A 会計監査特論A |
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●経営戦略研究コース
1.経営戦略研究コースの概要
本コースは主として、企業を取り巻く環境の激しく、急速変化のもとで、それに対応しうる職業的専門家としての管理者の育成を目指しております。そのような管理者には、企業に仕組みやその管理についての基礎的な理論を習得することは勿論のこと、現実の経営の中でそれを活用する問題解決能力を身につけることが要請されます。このような目標の実現のために、本コースでは、経営学の総論的な科目はもとより、企業の全般管理、企業の部分要素であるヒト、モノ、カネ、情報、技術に関する個別管理についての種々の科目を設け、理論的かつ実践的な教育を行うことに力を入れています。その教育は、管理者のみならず、広く経営にかかわるさまざまな職業に携わることを目指している人たちにとっての有益であると思われます。
2.本コースが育成する人材
○ 企業の管理者
○ 自ら企業を立ち上げる起業者
○ 企業や教育機関で経営に関する教育を行う者
○ 経営コンサルタントなど
3.教育方法
1年次の講義では、学部で得られた経営学の基礎的な知識を前提として、各学生は自己の目的に応じた大学院レベルのかなり高度な内容の理論や実践について学習する。演習(ゼミナール)では、指導教授の指導のもとに、各自の研究テーマについて、研究を行い、演習の中で発表し、議論を重ねることにより理解を深める。
2年次には、1年次で学んだことを活かし、指導教授の指導のもとに、各自の個別研究をさらに進めることに重点に置かれる。その結果は修士論文としてまとめられる。
なお、当然のことながら、学部レベルの経営学の知識を十分に有すること、かつ研究に専念することを前提とする。講義であれ、演習であれ、教員は厳しく教育を行うであろう。
4.経営戦略研究コースの履修モデル
科目群/科目名 |
科目名と単位数
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必修科目 |
演習1C 演習2C |
ベーシック選択科目群 |
経営学特論A 経営管理特論A |
アドバンス選択科目群 |
経営組織特論A 経営倫理特論A 経営戦略特論A 財務管理特論A 人の資源管理特論A ビジネスジャーナリズム特論A
技術経営特論A 生産管理特論A マーケティング特論A 企業法特論A
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●ロジスティクス研究コース
1.ロジスティクス研究コースの概要
本コースでは、企業の企業戦略の中できわめて重要な位置を占めるようになっているロジスティクス分野の高度専門職業人の育成を目的としている。ロジスティクスは日進月歩、技術革新がきわめて著しい分野である。かつて物流といっていた活動はいまやロジスティクスからサプライチェーン・マネジメント(SCM)へと進化し、国内にとどまらず国際的な需要即応型スシテムの構築が必要となっている。本コースでは、社会において求められる実践的な高度知識を培ったロジスティクスのプロを育成することを教育の目標とします。
2.本コースが育成する人材
○ロジスティクス設計・管理者
○ロジスティクスの教育分野に従事する者
3.教育方法
1年次では、カリュラムで用意されたロジスティクス関連の科目の履修を行う。その際、必要があれば、他学科の関連科目の履修を求めることもある。
2年次では、1年次で習得した基礎知識に基づいて、指導教授の指導の下で自ら設定した課題に対して研究を行い、その結果を修士論文としてまとめる。その過程において中間論文発表会、最終論文発表会を経て口頭試問を受け、最終的な評価が行われる。
5.ロジスティクス研究コースの履修モデル
科目群/科目名 |
科目名と単位数
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必修科目 |
演習1C 演習2C |
ベーシック選択科目群 |
ロジスティクス特論A 交通特論A ロジスティクス戦略特論A 国際交通特論A
国際ロジスティクス論A |
アドバンス選択科目群 |
ロジスティクス環境特論A Eコマース特論A ロジスティクス実践特論A 情報処理特論A マーケティング特論A 情報スシテム特論A
流通スシテム論A 生産管理特論A
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教員については、こちらを参照
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