三つの研究科目群のいずれかを選び、履修コースモデルに沿って科目を選択
本研究科では必修の演習科目のほかに選択科目として、研究のアプローチの視点から選択する商品流通・資金流通・情報流通の三分野からなる研究科目群を用意。さらに院生がこの3研究分野・6履修パターンのうちからいずれか一つに重点を置いて履修できるよう、履修コースモデルを用意しています。
また特に必要と認められた場合には、経済学研究科の選択科目から8単位を履修することも可能。幅広く深い知識の習得ができるよう、カリキュラムを整えています。
さらにセメスター制の採用により、期間集中型のカリキュラム編成を実現するとともに、授業料日の多様性も確保。流通事象についてシステマティツクに学び、新しいシステムを創造する人材の育成を図るカリキュラムを実現しました。
修了後は商取引・調査/マーケティング・仕入れ/販売・商品開発・貿易取引・流通システム・物流(商品流通研究コース)、金融・貿易金融・財務・職業会計人(資金流通研究コース)、経営企画・情報システム開発・情報システム管理(情報流通コース)といった多彩な職能別活動分野が想定されています。
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学内外の研究報告会や学会へも参加、幅広い助言と指導の下で修士論文を作成
修士論文の指導の基礎となるのは、学生自身の手で作成した研究計画書。この計画書の提出後に研究指導教員と個別に面談を行うことにより、研究指導教員を確定します。
その後、研究テーマを確定し、文献収集、企業実態調査、情報処理演習室での分析などを経て、ほぼ1年の終わりまでに予備論文を作成。2年次からは修士論文の作成作業にかかり、修士論文発表会の後、修士論文の審査・判定というステップを経て2年間の研究を終えます。
一連の研究指導の過程では、学内の研究報告会や研究指導教員の所属学会への参加も含め、研究内容や研究方法について幅広い助言と指導を受けられるよう配慮がなされています。
先進の情報環境とさまざまなサポート体制で、開かれた教育・研究期間を実現
院生には、専用共同研究室1室を設置するとともに、併設する情報処理演習室を開放。Windows 12台、WindowsNTサーバ 1台、Macintosh
3台、プリンタ3台という環境を持つこの演習室で自由にコンピュータを使った研究を行うことができるよう配慮されています。
また留学生に対しては、語学面でのサポートのほか、カリキュラム面ではTA制度を、経済面では奨学金制度を導入して、研究・生活両面からサポート。社会人学生に対しても昼夜開講の履修形態を採用するほか、科目履修生に対しても受け入れの門戸を開放し、幅広い層に向かって開かれた大学院を実現しています。
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